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F1カーは乗り物の中でも最高峰のスピードを備えております。
地上の戦闘機とも言われるF1カーはその車体もかなり軽量で、約600㎏ほどでこれは軽自動車の約半分程度です。

そして注目すべきはその空力性能です。
これだけのスピードを軽い車に出させると、車体の下に空気が入ったときにはその空気の圧力に負けて、車は紙切れのように中を舞ってしまいます。
そこで開発されたのが、ダウンフォース(空気の抵抗を上からうけて地面に車体を押し付ける力)を得るためのウィング(後ろについている翼のようなもの)やフロントにつけるディフェーサーというものパーツがついていて車が浮き上がるのを抑えています。

その力はとても強力で、加速するについれてその威力も増し、300キロでの走行ならば2000㎏の力で、車を地面に押さえつけるが可能になっています。
これがどれほどの力かというと、タイヤが接する面があり空気を受けることができるのであれば、逆さまに天井を走ることも理論上は可能なほどの力ということになります。

ダウンフォースは先ほども述べましたが、速ければ速いほど効果強くなり静止状態ではほとんど効きません。
こんな中でむやみにアクセルを踏み込んでしまうとホイールスピンしてしまうほどといわれています。
F1カーってスピードがでるほど安定するって言えますね。怖いですが・・・

これを考えるとF1カーの速さとはエンジンのパワー、タイヤ、車の軽さだけではなく空気の力もも相当速さに関係しているのですね。



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