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ソリン税の問題2

小話というより管理人の愚痴のページになってしまいそうな今日この頃です。

2008年3月31日で、ガソリン税の暫定措置の期限が切れる予定(58円から28円へ戻す)だったのですが。

どうやらこの暫定措置、あと10年間据え置きされるようになったようです。
つまり、また10年間はガソリン税は58円のままということです。

この決定に対して、民間人のために行われる措置として、高速道路料金の値下げなどがあげられていますが、考えて下さい。

もともと、高速道路は税金で作られ将来的には無料になる予定でした。
それを、ガソリン税の10年間据え置きの変わりにというのはおかしな話です。

それに、ガソリン税は道路特定財源として特別会計として扱われています。
毎日何万人という人がガソリンを給油していてガソリン税で集まったお金は余りに余っています。

その税金は何に使われているか。
もちろん道路を作るために使われているのですが、いくらなんでも使いすぎだろ!よく言われますがまさにそのとおりで、この道路に使う予算は60兆円近くで、これだけのお金を使って道路を作ると人のいないところにも道路を作るくらいの勢いで国は道路を作ろうとしています。
もし人のいないところに道路を作ったらその道路はもちろん赤字です。
無駄なお金を使った挙句、赤字だから他の高速道路も高速料金の値上げにもなりかねません。

そして、決められた60兆円というお金は使い切らなくてはいけないのです。

よく年末調整みたいなので、年末道路工事してますよね。
年末人の混む時期にあちこちで工事、渋滞、しかも工事の終わった道路は、ボコボコ・・・
何のための工事だかもうよくわかりません。

この記事を書いてて私ももうよくわかりません。

ちなみに、なぜ工事が行われるか、道路が作られるか、これは、道路を作るために使われる予算を決定したから使わなくてはいけないというのもありますが、その前にその道路を作るために決めた予算について考えます。

なぜこんな馬鹿高い金額を使わなくてはいけないのか。
それは天下りと関係があります。

いくらお金があったとしても、道路を作る会社に委託しなくはいけません。
その委託先が天下り会社です。

もし、税金が減って道路が作れなくなると天下り会社に行くお金も少なくなります。
だから、税金を下げられないという説もあるようです。

ちなみにガソリンの高騰ともにガソリンの給油量も減りガソリンスタンドでは利益より顧客獲得のために値下げ競争、結果経営がきつくなり潰れてしまうスタンドも増えているようです。

そのほかにも中小企業には大きなダメージを受けているようです。

ガソリン税にかかわらず日本のお金に関することはウト過ぎる気がします。
大丈夫か?日本!?
と、心から思う今日この頃です。


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