みなさん、ガソリンの伝票を課せられているところを見ることあるでしょうか?
まだない方は見てみてください。
見てびっくりするはずです。53.8円のガソリン税が取られています。
ふざけた額ですよね。
この馬鹿高いガソリン税については別に記載するとして、ここでは、そのガソリン税に税に課せられている消費税の問題について書いていきたいと思います。
なぜ消費税が問題なの?ということですが、普通大抵の商品には消費税が課せられています。
ガソリンも当然税金がかかっていてよいのですが、問題はその税金のかかり方です。
本来、基本的には税金に税金を課してはいけないようになっています。
この場合だとガソリン税に消費税を課しています。
とりあえず、レシートを見てください。
ガソリン代の書かれているレシートを見ると・・・なんと!!
ガソリン代のレシートにはガソリン本体の価格は書かれていないじゃないか!!
書いてあるのは、ガソリン1リッターあたりの単価(150円税込みの価格)とガソリン税、消費税だけです。
ガソリン本体の価格は書かれていないのです。
これだと二重課税かどうかわからないですよ。
でも、とあるスタンドでは、ちゃんとガソリン本体価格も書かれています。
ガソリン代1リッター140円で
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数量 |
単価 |
金額 |
ガソリン本体 |
30.00 |
79.2円 |
2,376円 |
ガソリン税 |
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53.8円 |
1,614円 |
消費税 |
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210円 |
合計 |
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4,200円 |
こんな感じになっています。
本来は税金に税金を課してはいけないのですから、ガソリン本体の2,376円のところに消費税がかかってガソリン税の部分にはかからないはずなのですから、
2,376円×消費税(0.05)=118円本来の値段になるはずです。
ですが、上の表だと消費税
(ガス代2376円+ガス税1614円)×消費税(0.05)=210円になっています。
つまりガソリン本体にすでにガソリン税という税金が課せられているのにその税金の上にさらに税金を課している。
これが、問題となっています。
法律では税金に税金を課すのはダメだということになっているのなんで?
さらにそれがわからないようにほとんどのスタンドでは、ガソリン本体の単価を書いてないのも変だと思いませんか?
わからない人にはわからないようにしてるようにしか見えない・・・
実は、そのほかにもタバコや、酒など特別に税金のかかっているものには二重課税されているものも・・・
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